仕事がうまくいかない時におきていること
今もし、
何をやってもうまくいかない
何をどうしたらいいのかもう全然わからない、
私ばっかり大変…
そんなふうに、仕事が行き詰まって、
孤独感や焦りを感じているとしたら、
これまでのやり方を変えるタイミングかもしれない。
自分の正直な気持ちに気づいて、表現してみる時。
コロナを通して、人とのやりとりの方法は変わったけれど、
仕事は、人とのつながりの中で広がっていく。
その時、自分の感情に正直な人ほど「訴求力」があるので、
人とつながりやすく、価値も生まれやすい。
「訴求力」とは、人に強く訴えかける力。
自分の意思をうまく伝えられる力、でもある。
社交的であるとか、カリスマ性がある、とはちょっと違う。
内向的でも、口ベタでも、人を惹きつける人はいる。
自分の気持ちを素直に表現できる人。
それは、本音で自分の意見を語り、嬉しい時には嬉しさを、悲しい時には悲しさを表現することができるということ。
これって簡単そうで、結構ムズかしい。
本当は「うらやましい」
本当は「さみしい」
本当は「やりたくない」
「いい子」で生きてきた人ほど、表現できない。
「そんなこと思っちゃダメ」「そんなこと言っちゃダメ」と、感情にフタをしてがんばってきたから、もはや自分の本音が何なのか、気づくことさえできない。
でも、自分の心の中に湧いてくる自然な感情にフタをしつづけていると、
些細なことにもイライラしたり、
落ち着かなかったり、
集中できなかったり、
ぼーっとしてしまったり、
固まったり。
心は焦っているのに、どうにも体がついてこない、ということが起きる。
なぜなら、
「感情」を抑えるということは、
本能の声を伝えてくれる「身体の感覚」を無視してしまうから。
からだと心が切り離されて、自分の中で分離している状態。
もし、「自分はちゃんと感情を表現できているのにうまくいかないよ!」っていう場合には、
何か、使えていない感情があるのかもしれない。
怒り、悲しみ、恐怖、嫌悪、喜び・・・
いつも慣れ親しんで使っている感情のさらに奥に、もっと別の感情が隠れていることがある。
悲しみを怒りに変えていたり、怒りを恐怖に変えていたりすることがある。
「感情」は体の中から湧いてくるエネルギー。
無視すると、エネルギーが出なくなっちゃう。
本当の意味での、生きていく力が弱まってしまう。
今もし、
何をやってもうまくいかない
何をどうしたらいいのかもう全然わからない、
私ばっかり大変…
そんなふうに、仕事がなかなかうまくいかず、
行き詰まって孤独感や焦りを感じているとしたら、
自分の自然な感情に気づき、表現してみるタイミングなのかもしれない。
「楽しくない」って感じる自由も、
「いやだ」って表現する自由もあるのだから。