『酔うと化け物になる父がつらい』おすすめ本

お母さん、笑って。
お父さん、一緒に遊んで。

子どもの願いは、ほんとうにちいさなものだったりします。

普通に暮らしたいだけなのに、
笑って暮らしたいだけなのに、
ただそれだけのことが、
とっても難しい。。。

アルコール依存のお父さんと、
新興宗教を信じるお母さんと、
そんなふたりのもとで育った「わたし」のお話です。

『酔うと化け物になる父がつらい』
（菊池真理子　秋田書店）

本当は大切にしたいのに、
傷つけあって、傷ついて、
嫌いになるしかなくなって。

どんなに頑張っても、
何も変わらず、
誰にもわかってもらえない。

もう無理だ…。
自分が誰なのかさえ、
わからなくなっちゃったよ。

そんな、、、

「家族」に翻弄され、
自分の人生を生きることが
難しくなってしまったと感じている人に、

読んでほしい本（漫画）です。

（来年の3月には、映画も公開されますね）

最後の書き下ろしの部分、
真理子さん（作者）の言葉が染みます。。